プロフィール

ジャム

Author:ジャム
1984年11月27日、茨城県の今やサッカーの街鹿島に生まれる。AB型。趣味は読書(小説も書いてます)とインターネットと高校野球観戦。

鹿島学園2002年度卒。主に関東・茨城・鹿島学園の3つを中心にして応援する大の高校野球ファン。

姉妹サイトの「フルカウント」(全国高校野球応援サイト)と「鹿島学園野球部を応援するページ}(その名の通り母校を応援するサイト)もよろしくお願いします!

写真は朝日新聞の応募者全員サービスのミニ写真集(勿論鹿島学園)の一部です!全員集合写真が一番いいと思ったので。

鹿島学園野球部2008年度 夏 初戦敗退
                 
サッカー部は最高成績全国ベスト8でそちらも影ながら応援しています!

鹿島学園サッカー部2008年度 新人大会準優勝

好きなアーティストはミスチルとGLAYとBUMP OF CHIKENとKinKi KidsとTOKIOとQuestion?(ジャニーズJr.のロックバンド)と小松未歩と絢香などなど。


好きな作家は浦賀和宏と麻耶雄嵩と横溝正史などなど。特に最近浦賀さんの本にはまってる。

浦賀和宏 最新作「堕ちた天使と金色の悪魔」講談社ノベルス 次回作「地球人類最後の事件」講談社ノベルス

麻耶雄嵩 最新作「神様ゲーム」講談社ミステリーランド 次回作「隻眼の少女(仮)」文藝春秋

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こんにちは。今日は浦賀先生のデビュー作を紹介します!この「記憶の果て」は今から10年前の2月に浦賀先生が当時19歳の時に京極夏彦氏からの推薦を受け第5回メフィスト賞を受賞した衝撃のデビュー作です!
通称「安藤直樹シリーズ」と呼ばれる第1シリーズは本作から始まりました。

物語は主人公である大学を控える高校3年生、安藤直樹の親父が朝目覚めると自殺していたというところから始まります。
その日から安藤直樹の日常は非日常へと変わり、周りの景色や世界観が彼の中で変わっていきます。
ある日,親父のパソコンの中に裕子という謎の少女が存在することを発見した直樹は次第に彼女にはまっていき彼女の正体を追うようになりますがその果てに待っていたのは衝撃の事実で・・・  ・・・。

本作は規定の本格ミステリーの枠に入ることを拒絶しているかのように感じられ、その後の浦賀小説の核ともなった推理小説批判ともとれる言動が大の推理小説ファンである友達の金田忠志に対する批判として直樹自身によって語られているのも興味深いです。
しかし、だからといって浦賀先生自らが本格ミステリーを否定しているのかというと実はそうでもなく主人公=浦賀先生ではあながちないということです。
その証拠に2作目の「時の鳥篭」こそSF的な設定で通していますが、三作目の「頭蓋骨の中の楽園」では安東直樹自身が名探偵となり連続首無し殺人の謎に挑み、4作目の「とらわれびと」でも大学での連続殺人、そして5作目の「記号を喰う魔女」ではついに孤島連続殺人とどんどん本格色が強い作風となっていきます。ただその真相は本来の本格の枠を外したものなのですが・・・。

さて、本作に話を戻すとこの物語に登場するのは単なる謎解きだけではなく、親父が自殺した後の直樹の心情、友達との関係、そして恋と彼の心情がこと細かに描かれた青春小説であるといえます。それは松浦純菜シリーズの八木剛士にもつながる著者普遍のテーマです。

「記憶の果て」から2月5日で10年。浦賀小説は今後どこへ向かっていくのか。松浦シリーズが次作の「地球人類最後の事件」と最終作が発行され、シリーズ完結予定の今年が一つ分岐点であると自分は思います。そして、願わくば2003年の「透明人間」以来シリーズが止まっている安藤シリーズの再開がファンとしてはひたすら待ち遠しいです。

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